シヴィライゼーションボードゲームについて、個人的な備忘録みたいなもの

最近お気に入りのシヴィライゼーションボードゲーム(以下CIVBG)について、自分自身の思考のまとめと交流会でこれからプレイする人たちへ、僅かながら参考になればと思って、今までの経験から思いついたことを少しずつ書いていこうと思っています。

まずCIVBGとはどんなゲームかといえば、限られたターン数内に勝利条件を達成することが目標のボードゲームです。
この限られたターン数というのがやや曲者で、このゲームの思考を分かりにくくしています。
なので、このゲームやる上で、ある程度「タイムマネージメント」のゲームであるということを、前提にしておいたほうが良いと思います。

どういうことかというと、まずこのゲームには4つの勝利条件があります。
そしていずれかの勝利条件が達成されると、ゲームが終了します。
今更それぞれを書くことはしませんが、この4つの勝利条件については、実はある程度の達成目標ターンがあり、それぞれ達成速度が異なります。

この中で最速の勝利条件が制覇勝利、低速の勝利条件が科学勝利となります。
つまり各勝利条件の勝利速度を考えると、
 制覇>経済≧文化>科学
と考えていいでしょう。(今の所の私の結論です。異論は勿論ありますし、これが必ず正しいとは思っていません)

つまり科学勝利は、このゲームの制限時間と思うほうが自然だと思います。
※勿論科学勝利の速度を高め、他の勝利条件の速度を遅くさせる戦術を取れば、制限時間と言えないほどの速度が持てるでしょう。

そして何のフォローも妨害も無く、最も遅い勝利条件の科学勝利の達成ターンを考えると、14ターンになります。
つまり、単純に考えて手番は14回もしくは、それ前後くらいしかないのです。
都市が一つしかないのであれば、14回しか生産活動が出来ません。

そしてこのターン数は基本的に伸びることは無く、基本的に縮まるようになっています。
つまり手番は基本的に14回以下しかないのです。

なので、戦略や戦術を考えるのであれば、まず達成目標のターンを決め、自分の中のラストターンから技術ピラミッドや、軍事、都市をどのタイミングで立てていくか、落とし込んでいくことが大切です。
ちなみにこの時、順番も大切です。
なので、何ターン目に自分が何番目になるか?というのは、把握しておいたほうが良いでしょう。

そしてこの目標達成ターンを前後、調整させるのが、軍事です。
軍事は制覇勝利を達成する為だけのものではなく、これら勝利条件の目標ターン数を操作する、一番容易な方法と言っても過言ではありません。

これはどの勝利条件を選択しても、周りが戦争を全くしないという条件以外では、無視できない要素であるため、前に少しだけCIVBGについて書いた時に「戦争ゲーム」と書いていたわけなのです。

とまあ、自分の文才が無いのを嘆きつつ、少し基本的な部分を書いてみました。
続きはまた近いうちに。