2013316日のボードゲーム

3月は北九州周辺でもほぼ毎週の休日に、どこかでボードゲームの会が行われています。
先週は隔月で行われている中津ボードゲーム交流会に行ってきました。

そのことを書く前に、前日の土曜日にやったゲームについて少しだけ。
交流会スタッフのシンカさんが東京に行ってきた関係で、新しいゲームがたくさん!
またあわじーさんが大阪ゲームマーケットで購入してきた同人ゲームがいっぱい!
ということで、土日はそれらをやるかねぇーと言って集まってました。

最初にやったのは題名が回文になっている「サトールの魔方陣」。まあ原題が回文になってるのだけど、日本語の題名は回文にはできなかったようで。

プレイヤーは看守に任され4つの書物を集めることが目的の、ちょっと変わったパズルのようなゲームです。
アクションポイント制で、アクションポイントを使用してカードを使って迷路のタイルを動かしたり、自分のコマを移動させ、いち早く4つの書物を集めた人が勝利します。
感覚的には昔あった「マガロン」というゲームに良く似ており、迷路タイルの移動をうまくやっていくことが大切です。
ゲームは非常に分かりやすく、手軽にプレイできるところが非常に良いです。
ただ問題は、これは前の「マガロン」と同じプレイ感だから嫌な予感はしていたのですが、4人プレイだと、トップの一人が残りの3人に完全に妨害され、再起不能になる可能性があります。
直接攻撃が手軽に露骨に決まるゲームだと、ヘイトコントロールが重要になるため、うかつにトップに立つと大変なことになってしまいます。
今回もトップ目が再起不能なダメージを受け、その回復をやってる間に手を進めなんとか勝利を収めました。
やっぱりこの手のゲームは3人プレイが理想なのかなぁ?
1対3は正直勝負にならないけど、1対2ならまだなんとかやれますしね。

サトールの魔方陣が終わったところで夕食。その前に軽く「ぐるぐるパンツァー」。

あわじーさんが持ってきてくれた同人ゲームなのですが、なんというか非常に面白いアイディアで、多分発想はタンクが先なんだろうなぁとか思ってます。
simさん達がうちに来る前に寄ったセリア?だっけかの100円ショップに同じものが置いていたらしい。セリアってまだ行った事無いんだよなー。
出落ちのゲームと思いきや、ちゃんと対戦ゲームとして成立しているので、これは良かったですねぇ。
同じこと考えている人は多いと思うけど、数台並べて遊ぶと壮観だろうなぁと。

夕飯から帰って最初にやったのは「ロストレガシー」。
プロトタイプ版ということで、とりあえずプレイ。なんてったって元ゲームが日本ボードゲーム大賞を受賞した「ラブレター」だしね!

・・・まあ途中脱落者を出したくないのかなぁ?とか思いますが、これラブレターから劣化しすぎです。
情報が積み重ならない状態で推理しろとか、これエスパーでも育成するつもりですか?
まあ製品版がこのままのクォリティじゃないことに期待しておきますかね。

続いてやった二つの同人ゲームは非常に出来が良く、テンションあがりまくりでした!
一つ目は「中の人なんていない!」

一つのカードセットを使って、競りとトリックテイクをやるカードゲームです。
鎌倉想像工房 http://kamakuragame.blog39.fc2.com/

リードプレイヤーが競りかマストフォローのトリックテイクを行うか決め、それによってカードを取り合います。
カードは4色あり、一部のカードは競りで利用できます。利用と書いているのは、競りで利用できない(使用はできる)カードがあるからです。
また切り札のルールも特徴的で、競りが行われることによって、いずれかの色が切り札になります。
なので、リードプレイヤーになった時、どっちを選ぶか非常に重要です。
簡単に書いていますが、これがまた非常に出来が良い!
元々トリックテイクや競りゲームは嫌いじゃない方なので、個人的嗜好にもストライク過ぎました。
しかしそういったひいき分を差し引いても、このゲームの出来のよさは特筆に価します。
正直これは欲しいし、もう少ししっかりとやってみたい。
おそらく現状で気がついていない面白さが、まだまだ隠れていると思っています。

そしてもう一つテンションを上げてくれたゲームもカードゲーム。「YAMINABE」。

得点になるカードと失点になるカード、特殊な得点カードが何枚かあり、これらは鍋に入れられた食材を表します。なのでカニなどは得点になっており、あんぱんなどは失点になっています。
手番になったら人数分のカードを山札から引き、それらを伏せた状態で他のプレイヤーに1枚ずつ配ります。
おそらく、鍋から具材をそれぞれの器に取り分けてくれているのだと思います。
その後各プレイヤーは、配られたカードを見ないまま、他のプレイヤーと交換するかそのまま保持するか決めます。
そうして全員の意思決定が終了すると、同時に公開。そのカードを獲得します。
これを数回繰り返して、得点が最も多い人が勝利します。
非常にシンプルで盛り上がるカードゲームです。
これも正直欲しい!と思いましたw
モチーフもゲーム内容もとてもよく、しかもこのゲームなら殆どのゲーム会に持って行っても外れることはないだろうなぁと思います。稼働率も高そうです。

そういえばこのゲームでは、受け取ったカードは自分の前に置いておいて、何を食べたか(受け取ったか)分かるようになっています。
これはこれでゲーム的に分かりやすくて良いのですが、バリアントルールで受け取ったカードは一度全員で公開した後、ゲーム終了まで伏せて内容を確認できないようにすると、少しだけですがスリルが増します。
食べて胃の中に入った物は、確認できないってことで!
ただこの形にすると、ゲーム終了時に受け取ったカードをオープンして確認するってことは・・・。
モチーフ&イメージ的に却下されそうですねw

その後は私は翌日の中津ボードゲーム交流会の為就寝。
残ったメンバーで「レベル7」をやっていました。

これも近いうちにやりたいなぁ。
その前に、サマリーを作らないとなぁ。