先日のABCとか、ゾンビステート

先日4/24は、福岡のボードゲームサークルABCの代表のさおいえさんがどうしても来られないということで、今回主催代理でABCを開催してきました。

そこで思ったのですが、普段やっている交流会と違って、自分がゲームに参加すると、なかなか運営にまで手が回らないですね。
新しく来られた方が3名居たのですが、満足して頂けたかどうか不安が残るところです・w・;;

で、私が当日参加したゲームは『ゾンビステート』!!!

このゲーム、プレイヤーは世界の5つの地域の1つを担当し、増え続けるゾンビを駆逐しつつ、人類の生存圏を守っていくといったゲームです。
プレイヤー達は、最初ほとんど増え続けて行くゾンビに抵抗できず、蹂躙されていくのですが、少しずつ人類側は技術や軍備を整えていくといった感じのゲームです。

パンデミックの様な協力ゲーム?・・とんでもない。ゾンビは他人の地域に誘導し、押し付けるものです

トリガーハッピーな馬鹿ゲー?・・・とんでもない。非常に戦略的なゾンビマネージメントゲームです!

まあ一緒に同卓した佐世保の方は「ゾンビ放牧ゲーム」と言ってましたが、こちらも上手い例えです・w・b

ゲームとしては、自分の地域で人類が生存しているエリアがあれば、そこから資源を獲得していき、その資源を使用して医療、軍備、物理や化学などの技術を開発していきます。
ここでどの技術を開発するかということがとても重要で、現在、また未来を予測しつつ開発していかなければなりません。

ゾンビはアウトブレイクを起こす事もあり、急激に増える可能性もありますし、予想外のところに発生する場合もあります。
基本的にやばい状況が続いていきますので、自転車操業な側面もありますが、その上でプレイヤーは限られた資源、状況の中選択していかなければなりません。
なので、打った手が功を奏することもありますし、外す事もあります。
未来は誰も分からない故に、戦略が非常に大切になってきます。
プレイヤーは最悪の状況を考えつつ、臨機応変に対応していく手腕が問われます。

プレイヤーの担当地域の人類の生存圏がゾンビに侵されると、プレイヤーのアクション数も少なくなっていく事と、獲得できる資源の量も減っていく為、数少ない選択肢の中からできるだけ最良の選択を選んでいきます。

それでもどうにもならない時は、一度エリアを放棄して、再出発することも大切です。

ちなみにゾンビは、餌(人間)の多いエリアに向かって動いていき、隣接するエリアに餌が存在しない場合、移動しません。
こういったゾンビの習性を利用しつつ、ゾンビを隔離していくことも大切です。

今回のプレイでは、後少しで、対ゾンビ特殊部隊が開発できるところまでいったところで、1人のプレイヤーの地域が壊滅した為、ゲーム終了。
なんか「未完!!!」って感じで終了してしまいました;w;b

つかこのゲームは非常に面白い。
同卓した友人も言っていたのですが、もし現実的にゾンビが発生したとして、きっちりと対応していこうと思ったら、このゲームの様な展開になることもあるだろうね、と。
まあゾンビがいるってところで、すでにファンタジーなのですが、対応策など結構良く出来ているので、プレイしてて退屈しません。
またゲーム開始時に、何の役に立つんだよ、この技術!って物も、ゲームの理解が進むにつれて気がつく事も多く、良く出来ているなぁと、感心します。

ということで、非常に面白かったので、次回の北九州ボードゲーム交流会に持っていくこと決定・w・b
遊んでみたい方は、ぜひ北九州ボードゲーム交流会に参加してみてください。

阿鼻叫喚のゾンビ地獄の中で、きらりと光る人類の叡智、戦略を楽しめますよ・w・b