第59回北九州ボードゲーム交流会レポート
GW中の交流会は今までもなかなか人が集まらなかった為避けていたのですが、今回はGW中の開催となってしまいました。
しかし、このお忙しい中23名(男性21名女性2名)の方々に参加して頂きました。
中には大分市など、遠いところからご参加頂きまして、本当にありがとうございました。
今回の交流会では、直近に行われたゲームマーケットの影響が大きく、ゲームマーケットで購入されたゲームが積極的にプレイされていたようです。
またうちの交流会の人気ゲーム一つでもある、正体隠匿ゲームの人狼外伝などは盛り上がっていたようです。
6月は通常の交流会とテーマ別ゲーム会の2回の開催となります。
テーマ別ゲーム会ではいつもと違った企画を考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
今回の交流会でプレイされたゲームは以下のようになっております。
キルザオーバーロード
クラウド9
クレイジーラボ
サフラニート
人狼外伝霊界之鬼編
レジスタンス:アヴァロン
第4回北九州テーマ別ゲーム会:初心者ゲーム会レポート
第4回目となるテーマ別ゲーム会は「初心者ゲーム会」として開催しました。
今回も初めて来場された方を含め、25名(男性20名、女性5名)で行われました。
掲示板にも書きましたが、今回初心者向けゲーム会ということで、とにかく数多く遊んで貰おうという趣旨でゲームの持込をしてもらいました。
また最近よく来場される方に「ロストバレー」を頂きました。
本当にありがとうございます。
いつもは、ホワイトボードに持ち込みゲームの名前を書いて貰うようにしているのですが、今回は持ち込みゲームの中でも、所有者の人に一つだけ特にやりたい、もしくはお勧めのゲームにマークをつけてもらって、ホワイトボードを見る人の参考になるようにして貰いました。
この方法は、良い面と悪い面があった為、今後同じようにしていくかは、これからまた検討していきます。
当日行われたゲームで上記のお勧めゲームに入っていたゲームは次のようになっています。
まずは朝1から開始された『ガーデンダイス』
プレイヤーは共有の土地から最高の作物を収穫しようとするゲームで、ダイスでアクションを行い、収穫物を集めていくセットコレクションのゲームです。
序盤はみんな笑い声を含みつつ、和やかな雰囲気でプレイされていたのですが、後半になるにつけみなさん言葉が少なくなり、凄い神経戦が行われていたようです。
序盤はさくさく、後半はじっくりと、両極端な顔を見せてくれるゲームにプレイされた方は随分満足されていたようです。
『ガーデンダイス』
そして『リアルト橋』もプレイされていましたね。
交流会の中ではマゾゲーで知られるフェルトのゲームで、ゲームボードを初めとしたコンポーネントの綺麗さは目を引きましたね。
ゲーム内容については、参加した方々全員を唸らせるゲームで、2回目からがさらに面白くなるゲームと、評判も中々でした。
ちなみに『ガーデンダイス』『リアルト橋』それぞれ、今回のレギュレーションの60分以内のゲームだったのですが、それぞれ初プレイということもあり、どちらも2時間近くプレイされていたようです。(リアルト橋は3時間くらいだったかな?)
『リアルト橋』
今回私も20個近くゲームを持ち込みしていたのですが、この中で私がお勧めしたのが『サフラニート』。世にも珍しい、アクション商談ゲームです。
香辛料を売買して、レシピを完成させていくゲームなのですが、香辛料の売買をするためには、チップをゲーム盤の外から投げ入れ、目標の香辛料の絵が描かれている範囲に収めなければなりません。
それが出来ない場合はそもそも売買ができません。
他に似たゲームが中々無いのでインパクトがあったようで、プレイされた方はもとより、周りで見ていた方からもやってみたいという声をたくさん頂きました。
次回の交流会以降、しばらく持込をしようと思っていますので、興味のある方はぜひプレイしてみてください。
『サフラニート』
後、当交流会でも人気のある『ラブレター』の英語版がプレイされていました。
日本語版のラブレターと一部カードの能力が異なることと、絵柄が非常に綺麗になっていました。
元の絵も好きなのですが、絵柄が変わるだけで随分趣が変わるもんだなぁと。
あと、ゲームを収めるための巾着がついていたのが、非常に良かったですね。
『ラブレター』
スピード系のアクションゲームとしては『ドブル』がプレイされていました。
相変わらずセンスもゲーム性も良いカードゲームです。
交流会でも一時期非常によくプレイされていましたね。
一つのコンポーネントで複数の要素の異なるアクションゲームがたくさん出来ますので、人によって得て不得手がはっきり分かって、いつも盛り上がるゲームです。
『ドブル』
久しぶりにプレイされたゲームとしては、まずは『コレイカ』ですか。
相変わらず計画経済のなんたるかを、プレイヤーに身をもって教えてくれる行列ゲームです。
ゲーム内容としては、ひたすら悪戯にプレイヤー間のヘイトを高めていくので、殺伐とした空気が苦手な人にはあまりお勧めできないゲームなのですが、こういったゲームもたまにはやるのはいいと思います。
ちなみに説明書に書いてある様々なポーランドのお話は、よく書かれているので一読の価値はありますよ。
というか、私もゲームをやっている横で説明書に読みふけっていました。
『コレイカ』
また『カタンダイス』もプレイされました。
非常にお手軽なゲームで、短い時間で楽しめるところが良いですね。
『カタンダイス』
『ウィングスオブウォー』も、久しぶりにプレイされました。
今回のはWW2に登場した戦闘機での2vs2のドッグファイトをプレイされていたようです。
相変わらずウィングスオブウォーは、初めてプレイされた人は当然のこと、ギャラリー受けしますねぇ。しかも今回はミニチュア版でしたので、特別目を引いたようです。
このゲームは私も名作だと思っています。
プレイしてみたい人は、大分イフコンのようさんが来られる時にでもぜひリクエストしてみてください。
『ウィングスオブウォー』
新しいところでは『レジスタンス:アヴァロン』ですかね。
発売されたばかりのゲームがプレイされていました。
うちの交流会ではレジスタンスはシャドーハンターズと並んで非常に人気があり、この日も2回ほどプレイされました。
新しいカードは私も見せて貰いましたが、非常に綺麗でゲームの雰囲気を盛り上げてくれますね。
またゲーム自体もコンポーネントに随分工夫がされており、ゲームもプレイしやすかったようです。
『レジスタンス:アヴァロン』は、しばらく交流会のレギュラーゲームになりそうです。
『レジスタンス:アヴァロン』
『スマッシュアップ』も4月に発売されたばかりのゲームで、忍者やロボット、恐竜などの棟梁になって秘密基地の奪い合いをするゲームです。
ゲームとしては、ブラッドボールに近しいものがあるようで、ブラッドボール好きが多いのでやや微妙な評判だったようです。
『スマッシュアップ』
出張帰りの方が、帰りがけに買ってきたゲームということで『ウィーウィルウォックユー』がようやく、当会でもプレイされました。
私も凄い気になってたゲームだったのですが、ようやく実物にお目にかかれました。
プレイヤーの行動で変化する相場の中でカードを集めていく、セットコレクション系のカードゲームなのですが、プレイされた方々が絶賛していましたね。
私は見ていただけなのですが、近いうちにプレイしてみたいところです。
『ウィーウィルウォックユー』
今回の初心者ゲーム会の最後を飾ったのが『ニムト』でした。圧巻の9人プレイ。
カードが処理されるたびの一喜一憂。相変わらず盛り上がりますね。
『ニムト』
次の交流会は、もうすぐ近くになっていまして、今回はGW中の5月5日の日曜日に第59回北九州ボードゲーム交流会が開催されます。
次回は恐らくゲームマーケットに行かれた方々の様々な戦利品が交流会を賑やかなものにしてくれるような気がします。
都合がつく方は、ぜひご参加ください。
最後に、上記以外のプレイされたゲームの写真を紹介させていただきます。
『エスケープ』
『王への誓願』
『ごきぶりポーカー』
『コロレット』
『トランスアメリカ』
『ハイソサエティ』
『バベルの塔』
シヴィライゼーションボードゲームについて、個人的な備忘録みたいなもの
最近お気に入りのシヴィライゼーションボードゲーム(以下CIVBG)について、自分自身の思考のまとめと交流会でこれからプレイする人たちへ、僅かながら参考になればと思って、今までの経験から思いついたことを少しずつ書いていこうと思っています。
まずCIVBGとはどんなゲームかといえば、限られたターン数内に勝利条件を達成することが目標のボードゲームです。
この限られたターン数というのがやや曲者で、このゲームの思考を分かりにくくしています。
なので、このゲームやる上で、ある程度「タイムマネージメント」のゲームであるということを、前提にしておいたほうが良いと思います。
どういうことかというと、まずこのゲームには4つの勝利条件があります。
そしていずれかの勝利条件が達成されると、ゲームが終了します。
今更それぞれを書くことはしませんが、この4つの勝利条件については、実はある程度の達成目標ターンがあり、それぞれ達成速度が異なります。
この中で最速の勝利条件が制覇勝利、低速の勝利条件が科学勝利となります。
つまり各勝利条件の勝利速度を考えると、
制覇>経済≧文化>科学
と考えていいでしょう。(今の所の私の結論です。異論は勿論ありますし、これが必ず正しいとは思っていません)
つまり科学勝利は、このゲームの制限時間と思うほうが自然だと思います。
※勿論科学勝利の速度を高め、他の勝利条件の速度を遅くさせる戦術を取れば、制限時間と言えないほどの速度が持てるでしょう。
そして何のフォローも妨害も無く、最も遅い勝利条件の科学勝利の達成ターンを考えると、14ターンになります。
つまり、単純に考えて手番は14回もしくは、それ前後くらいしかないのです。
都市が一つしかないのであれば、14回しか生産活動が出来ません。
そしてこのターン数は基本的に伸びることは無く、基本的に縮まるようになっています。
つまり手番は基本的に14回以下しかないのです。
なので、戦略や戦術を考えるのであれば、まず達成目標のターンを決め、自分の中のラストターンから技術ピラミッドや、軍事、都市をどのタイミングで立てていくか、落とし込んでいくことが大切です。
ちなみにこの時、順番も大切です。
なので、何ターン目に自分が何番目になるか?というのは、把握しておいたほうが良いでしょう。
そしてこの目標達成ターンを前後、調整させるのが、軍事です。
軍事は制覇勝利を達成する為だけのものではなく、これら勝利条件の目標ターン数を操作する、一番容易な方法と言っても過言ではありません。
これはどの勝利条件を選択しても、周りが戦争を全くしないという条件以外では、無視できない要素であるため、前に少しだけCIVBGについて書いた時に「戦争ゲーム」と書いていたわけなのです。
とまあ、自分の文才が無いのを嘆きつつ、少し基本的な部分を書いてみました。
続きはまた近いうちに。
第58回北九州ボードゲーム交流会レポート
先週の日曜日は天候が非常に悪い中、第58回北九州ボードゲーム交流会が行われました。
前日から天候が崩れ、また年度が変わっての最初の交流会で、参加者の方々とか人数とか集まってくれるのかなぁ?といつものように心配していました。
そして当日は久しぶりに30名を超え、36名(男性31名女性5名)の方々に参加して頂けました。
今回は新たに福岡や北九州に引っ越してきた事で、うちの交流会に参加されたという方も多く、今回はいつも以上に初参加の方が多かったように思えます。
他のゲーム会とは、やや趣が異なるかとは思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。
また今回は、最近何かと話題になっている「人狼」を試験的にやるということで、「人狼」をスタッフのsimさんに任せプレイされていました。
『人狼(カードは究極の人狼を使用しています』
「人狼」については、プレイする為の条件が色々とありますので、これからプレイされて行く事で、うちの交流会でプレイする為の最適化が行われて行くことに期待しています。
これから先、しばらくは「人狼」が行われていきますので、興味のある方はぜひご参加ください。
その他ゲームで今回印象に残ったのは、まずは二つのパズルゲーム「ラボカ」「ジャストインタイム」ですね。
これらは直前のメビウス便で到着し、交流会に持っていくかどうか?ということで、テストプレイもしたのですが、この二つのパズルゲームはそれぞれ傑作ですね。
「ラボカ」はランダムに選ばれたパートナーと一緒に、出来るだけ早く支持された図形と”同じように見えるように積み木を組む”ゲームです。
『ラボカ』
ただし、支持された図形は、パートナー同士は異なる上、それぞれの形が見えない為、くみ上げることが容易ではありません。
「ラボカ」については、最終的には1人で延々とお題をクリアしていくソロゲーとして、楽しむ方もおり、うちの交流会では大ヒットといっても過言じゃないでしょう。
また「ジャストインタイム」は様々な形のタイルを使って、ゲームボードに支持された枠内に、タイルを入れ込み、得点を獲得していくタイプのパズルゲームです。
『ジャストインタイム』
ウボンゴのように枠内にタイルをはめていき、綺麗に収まると、タイルが乗っていない数字の合計を宣言し、砂時計をひっくり返します。他のプレイヤーは同じように、数字を宣言するのですが、前に言われた数字を宣言することができません。
そして砂時計が落ちきると得点計算となり、宣言した数字が得点となります。
そうして数ラウンド行い、合計点を競います。
「ラボカ」「ジャストインタイム」それぞれプレイ時間もインスト時間も短く、手軽にプレイできるため、会場内の殆どの方がプレイされていました。
そのおかげというか、反面というか、今回は持って行ったにも関わらず、最近の鉄板ゲームだったエスケープには誰も見向きもしなかったようですw
他に盛り上がっていたゲームとしては、たつきさん持込のマンハッタンプロジェクトですかね。
『マンハッタンプロジェクト』
ゲームの様子はたつきさんのブログに詳しいです。→http://d.hatena.ne.jp/t2k/20130407
このゲームをプレイした人はみんな気に入ったようで、欲しい!teniさん買いなよ!という声をたくさん頂きましたw
あと今回は小学生の娘さんたちも参加して頂いた為、子供向けゲームも立っています。
その中では、久しぶりに交流会に持込をした、個人的にもお気に入りの「カルカソンヌキッズ」ですかね。
『カルカソンヌキッズ』
通常のルールそのままでも十分面白いのですが、カルカソンヌキッズの勝利条件を全く引っくり返した、うちらの間では大人ルールと呼んでいる遊び方も気に入って頂けたようですw
あとはお知らせとして、当日は雨が降っていた関係で傘の忘れ物が2本ありました。
1本の持ち主は判明したのですが、もう一本については未だ連絡がありません。
交流会の掲示板に専用トピックを立てておりますので、該当者は気がついたら、ご連絡ください。
今月は4月21日(日)にテーマ別ゲーム会が行われます。
今回のテーマは「初心者ゲーム会」です!
詳しくは北九州ボードゲーム交流会掲示板に書いておりますので、ご参照ください。
それでは最後に、上で紹介しきれなかったゲームの写真を以下に載せておきます。
本年度もどうぞ北九州ボードゲーム交流会をよろしくお願いします!
『イスファハン』
『ゲシェンク』
『ケルトダイス』
『ズライカ』
『ブルゴーニュ』
『レジスタンス』
2013316日のボードゲーム
3月は北九州周辺でもほぼ毎週の休日に、どこかでボードゲームの会が行われています。
先週は隔月で行われている中津ボードゲーム交流会に行ってきました。
そのことを書く前に、前日の土曜日にやったゲームについて少しだけ。
交流会スタッフのシンカさんが東京に行ってきた関係で、新しいゲームがたくさん!
またあわじーさんが大阪ゲームマーケットで購入してきた同人ゲームがいっぱい!
ということで、土日はそれらをやるかねぇーと言って集まってました。
最初にやったのは題名が回文になっている「サトールの魔方陣」。まあ原題が回文になってるのだけど、日本語の題名は回文にはできなかったようで。
プレイヤーは看守に任され4つの書物を集めることが目的の、ちょっと変わったパズルのようなゲームです。
アクションポイント制で、アクションポイントを使用してカードを使って迷路のタイルを動かしたり、自分のコマを移動させ、いち早く4つの書物を集めた人が勝利します。
感覚的には昔あった「マガロン」というゲームに良く似ており、迷路タイルの移動をうまくやっていくことが大切です。
ゲームは非常に分かりやすく、手軽にプレイできるところが非常に良いです。
ただ問題は、これは前の「マガロン」と同じプレイ感だから嫌な予感はしていたのですが、4人プレイだと、トップの一人が残りの3人に完全に妨害され、再起不能になる可能性があります。
直接攻撃が手軽に露骨に決まるゲームだと、ヘイトコントロールが重要になるため、うかつにトップに立つと大変なことになってしまいます。
今回もトップ目が再起不能なダメージを受け、その回復をやってる間に手を進めなんとか勝利を収めました。
やっぱりこの手のゲームは3人プレイが理想なのかなぁ?
1対3は正直勝負にならないけど、1対2ならまだなんとかやれますしね。
サトールの魔方陣が終わったところで夕食。その前に軽く「ぐるぐるパンツァー」。
あわじーさんが持ってきてくれた同人ゲームなのですが、なんというか非常に面白いアイディアで、多分発想はタンクが先なんだろうなぁとか思ってます。
simさん達がうちに来る前に寄ったセリア?だっけかの100円ショップに同じものが置いていたらしい。セリアってまだ行った事無いんだよなー。
出落ちのゲームと思いきや、ちゃんと対戦ゲームとして成立しているので、これは良かったですねぇ。
同じこと考えている人は多いと思うけど、数台並べて遊ぶと壮観だろうなぁと。
夕飯から帰って最初にやったのは「ロストレガシー」。
プロトタイプ版ということで、とりあえずプレイ。なんてったって元ゲームが日本ボードゲーム大賞を受賞した「ラブレター」だしね!
・・・まあ途中脱落者を出したくないのかなぁ?とか思いますが、これラブレターから劣化しすぎです。
情報が積み重ならない状態で推理しろとか、これエスパーでも育成するつもりですか?
まあ製品版がこのままのクォリティじゃないことに期待しておきますかね。
続いてやった二つの同人ゲームは非常に出来が良く、テンションあがりまくりでした!
一つ目は「中の人なんていない!」
一つのカードセットを使って、競りとトリックテイクをやるカードゲームです。
鎌倉想像工房 http://kamakuragame.blog39.fc2.com/
リードプレイヤーが競りかマストフォローのトリックテイクを行うか決め、それによってカードを取り合います。
カードは4色あり、一部のカードは競りで利用できます。利用と書いているのは、競りで利用できない(使用はできる)カードがあるからです。
また切り札のルールも特徴的で、競りが行われることによって、いずれかの色が切り札になります。
なので、リードプレイヤーになった時、どっちを選ぶか非常に重要です。
簡単に書いていますが、これがまた非常に出来が良い!
元々トリックテイクや競りゲームは嫌いじゃない方なので、個人的嗜好にもストライク過ぎました。
しかしそういったひいき分を差し引いても、このゲームの出来のよさは特筆に価します。
正直これは欲しいし、もう少ししっかりとやってみたい。
おそらく現状で気がついていない面白さが、まだまだ隠れていると思っています。
そしてもう一つテンションを上げてくれたゲームもカードゲーム。「YAMINABE」。
得点になるカードと失点になるカード、特殊な得点カードが何枚かあり、これらは鍋に入れられた食材を表します。なのでカニなどは得点になっており、あんぱんなどは失点になっています。
手番になったら人数分のカードを山札から引き、それらを伏せた状態で他のプレイヤーに1枚ずつ配ります。
おそらく、鍋から具材をそれぞれの器に取り分けてくれているのだと思います。
その後各プレイヤーは、配られたカードを見ないまま、他のプレイヤーと交換するかそのまま保持するか決めます。
そうして全員の意思決定が終了すると、同時に公開。そのカードを獲得します。
これを数回繰り返して、得点が最も多い人が勝利します。
非常にシンプルで盛り上がるカードゲームです。
これも正直欲しい!と思いましたw
モチーフもゲーム内容もとてもよく、しかもこのゲームなら殆どのゲーム会に持って行っても外れることはないだろうなぁと思います。稼働率も高そうです。
そういえばこのゲームでは、受け取ったカードは自分の前に置いておいて、何を食べたか(受け取ったか)分かるようになっています。
これはこれでゲーム的に分かりやすくて良いのですが、バリアントルールで受け取ったカードは一度全員で公開した後、ゲーム終了まで伏せて内容を確認できないようにすると、少しだけですがスリルが増します。
食べて胃の中に入った物は、確認できないってことで!
ただこの形にすると、ゲーム終了時に受け取ったカードをオープンして確認するってことは・・・。
モチーフ&イメージ的に却下されそうですねw
その後は私は翌日の中津ボードゲーム交流会の為就寝。
残ったメンバーで「レベル7」をやっていました。
これも近いうちにやりたいなぁ。
その前に、サマリーを作らないとなぁ。
第14回中津ボードゲーム交流会とシヴィライゼーションボードゲームの備忘録みたいなもの
先週の日曜日は中津ボードゲーム交流会に行ってきました。
今回は大分の方のリクエストもあり、久しぶりにシヴィライゼーション(拡張込み)をやる事に。
まあシヴィの前に前日プレイした、サトールの魔方陣のインストだけはやったかな。
サトールの魔方陣がプレイされている間に、大分の方が到着し、インスト&準備。
サトールの魔方陣が終了後、速やかにシヴィライゼーションをプレイ!
今回登場した文明は、中国、スペイン、アメリカ、ロシア、ギリシアの5文明。
並びは記載順で中国を中心に時計回りに、上記の並びでした。
今回私が担当したのは、イザベルさん率いるスペイン!
最初から開拓隊が2つあったり、移動力が高かったり、未探査タイルをめくった時のボーナスなど、特典満載の強文明です。
両隣が金融速攻に定評のあるアメリカと文化速攻の中国。
これら二カ国は、軍事に行きながらそれぞれの勝利を目指すことができるハイブリッド文明です。
手の届かない二カ国はロシアとギリシア。ロシアはともかくギリシアは技術がほぼノンストップで開発されていくので、少しだけ怖い文明ですね。
で、自分はスペイン。
今回はスタートプレイヤーが中国で、自分が2番手。
この並びだと軍事勝利のタイミングの7ターン目に先手を取れるため、念のためアメリカを滅ぼす前提の軍事速攻の形を取りつつ、軍事を止められたら、金融勝利を目指すスタイルで開始。
最初の技術は今まで使ったことのなかった、というか使う必要を感じなかった農業からメトロポリス建設からスタート。
で、結果論になりますが、今回もやっぱメトロポリスは必要を感じなかった。
これを取るための1ターンはホントに無駄になってしまった。
まあそれはともかく、久しぶりのプレイはやっぱ忘れること多いですね。
今回はスペインで楽に2ターン目の都市化狙えるところ、うっかりミスで都市化ならず。
仕方なく、軍事を揃えながら金融に行く準備をしていきます。
ちなみに部隊については、今回明らかに民主主義に行く文明が隣にいるのと、初期から民主主義のギリシャがいる為、弓部隊重視で行くことに決定。
またスペインの文明特典のおかげで、未探査タイルをめくる度に、好きな施設を頂くことができるので、序盤はWorkshop乱立からスタート。
そのため、2ターン目には工学を手に入れ、弓部隊を2つずつ買う形に。
未探査タイルをめくっていくと、近場にアトランティス発見。
アメリカの首都近くにあったが、最初から航海術を持ち海を渡れるスペインとは勝負にならないようで、早々に諦めてくれました。
今回立てた文化遺産は姫路城。
この文化遺産は素晴らしい。ただでさえあまり硬くない首都が、防壁が築かれた中国の首都でさえもバターに見える強さ。
後はだいたい予定通りゲームが進み、中国の近くの蛮族を倒したところで、中国の首都へ手が届く範囲に。
中国は隣国のギリシアに攻められていて、部隊がかなり減った状態になっていたため、急遽強襲することに決定。
軍隊コマが2つあれば、アトランティスから貰った鋳金と取ったばかりの官吏、姫路城の後押しと、今引きしてきた将軍で、首都が落とせる!!
軍事勝利の競争相手のギリシアからの文化イベントを官吏でカウンターした!
・・・ところまでは、良かったのですが、ロシアのスパイによって軍隊コマが進軍不可能に。。。
失念してました。ロシアが最初から持ってる共産主義の能力で足止め・・・。
技術能力をカウンターするには、マスメディアが必要・・無理。こんな早いターンで持ってるはずないw
そして次のターンにギリシアが中国を制圧し、軍事勝利を獲得。これにて終了。
今回は制覇勝利の目安のターン7-9ターンくらいで終了。時間は2時間半くらいだったかな?
結果はギリシアプレイヤーの目標どおりの制覇勝利でした。
今回のミスとしては、やっぱ都市化ミスとメトロポリスかなぁ、と。
メトロポリスに使った1ターン分の技術を結局取り戻すことができず、進攻速度が鈍ったのがミスだったかなぁと思ってます。
この辺りはもう少し考え直してみないといけませんが。
そして負けてしまいましたが、やっぱり文明特典たっぷりのスペイン強いですよ。
特化してないぶん、何でもいけるし、とりあえず軍事から入っていっても、他の勝利に手がかけられるのがいいですね。
そして何よりもやってて楽しい文明でした。
ということで、非常に満足いく戦いが出来た後やったゲームは、「星の王子様」
まあ得失点の相対を考えながら、ランダムに賭けるゲームです。
バオバブの木が想像以上に多かった為大変なことにw
やっぱ最初にキーとなるタイルは確認しておかないと駄目ですね。
最後にやったのが、なんか世界水準と言われているらしいゲーム「AKINDO」
コンポーネントというか、中に入っているコインは非常に良いです!
但し、□抜きじゃなく、○抜きですが。コンポーネントは非常に立派です。
しかしゲーム内容は・・・まあ、好きな人は好きでしょう。
そんな感じで、中津ボードゲーム交流会が終了後いつものように、ウォーターバレーに行って、ビーフカレーを食べ、帰り着いたのは0時過ぎ・・・。
参加した皆さん、相手してくれた皆さんありがとうございました。
第57回北九州ボードゲーム交流会レポート
いつもと異なる第二週に行い、また全国的にも九州でも黄砂の影響が大きく、どうなることかと思っていましたが、3/10(日)に第57回北九州ボードゲーム交流会を無事開催できました。
今回は初参加の方5名を加え29名(男性27名女性2名)の方々にご参加頂きましてありがとうございました。
お忙しかったようで久しぶりに参加された、サークルイフの葉様、いつも遠くからありがとうございます。
また初参加された中のお一人の方は10年以上ぶりという再会となり、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
今回の交流会でプレイされたゲームの中で気になったものとしては、NKさんが前回のテーマ別ゲーム会用に用意されていたゲーム「ドラゴンハント」ですかね。
第3回テーマ別ゲーム会のウィザードクエストの様に、箱から漂ってくる存在感がたまりません。
ゲームの内容としては、国中をウロウロうろつき回るドラゴンを、魔法の剣で退治するといったところですか。
とはいえ、魔法の剣を手に入れることも大変で、またドラゴンはランダムに移動していくため、追いかけるだけで大変なようでした。
しかしその大変さが、また面白いようで、プレイされていた方々は、ドラゴンの予想外の動きに右往左往、一喜一憂されていたようです。
また初参加の方もいるということで、シャドウハンターズも繰り返しプレイされていました。
シャドウハンターズは当会ではほぼ全ての人がプレイされたこともあり、また人気が非常に高いゲームでもあります。
当会のスタッフのsimさんが作ったサマリーも好評で、気軽に参加できる点も大きいですね。
じっくり遊べるゲームとしては、午前中はボラボラ、午後は古代がプレイされました。
どちらも大体2〜3時間くらいかかるゲームですが、プレイされた方々はそれぞれ満足されたようで、リプレイの声もさっそく上がっていました。
あと今回はご家族で参加された方もおり、子供さんの声が久しぶりに当会の中で聞けました。
4月は通常の例会と、テーマ別ゲーム会の2回開催されます。
通常の会は、第58回 2013年 4月 7日(日曜日)
テーマ別ゲーム会は、第4回 2013年 4月21日(日曜日)テーマ:初心者向けゲーム
となっております。なおテーマ別ゲーム会については、掲示板を参照してください。
3〜4月は出会いと別れの時期ともいいますが、また新しくボードゲームを一緒に楽しめる方々と会えたらいいなと思っております。
最後にいつものように、当日プレイされたゲームの写真を掲載します。
エスケープ
古代ローマの新しいゲーム
モノポリーエクスプレス
レジスタンス
ワンナイト人狼