七王国の玉座2ndエディションについて少しだけ

最近良くTLで見かけるので、ちょっと書いてみたくなった。
七王国はプレイするのにどうしても3時間以上かかる上、地政学マルチゲームとして1手1手に結構神経使うため、中々プレイする機会を作れてないです。
まあ最近、より手軽なシヴィライゼーションを繰り返しやっているせいでもありますが。

原作の方は第5部、第6部の話もチラホラ出て、ドラマもシーズン3が制作中、TCGやLCG、七王国バトルロアとたくさんアイテムが増えてきた七王国ですが、2ndになってかなりルールがすっきりとまとめられた感じがします。


ラニスターで樽勝ちした時の最終形

今回の2ndは前作のセットにClash of kingsの追加セットの一部ルールを追加した上、新しい要素を組み込んだセットになっています。
ちなみにこのゲーム、原作を知らなくても十分楽しめます。
それぞれの家の特徴が、多くのゲーム内の要素からわかりやすくなっていますしね。
原作に興味を持ったなら、現在文庫2冊になった七王国の玉座を読めば良いと思います。
2部以降は気に入った人が読んでいけばいいかと。

前作の基本セットになかったものとしては。。。多すぎるので割愛。
このゲームは前作から本気で惚れ込んだゲームなので、書き出しはじめるとキリがない。。

まあ基本的に全家のバランスが取られるような変更で、前作より格段に遊びやすくなっています。
特にプレイ人数によって、前作(CoK無し)ではゲーム開始時から詰んでいた感のあるラニスター家にとっては、少し戦いやすくなっています。

前作(Cok込み)からの変更点として良かったのは、大型トークンの鴉が少し強化されたことですかね。※まあ相変わらず鉄の玉座の強さは健在ですが。
ただこれに付随してちと心配な点もありまして、特殊オーダーで招集ができるようになったこと。これによって、軍事力の差が場合によっては洒落にならない事もあるだろうなあということです。
招集は基本的にイベントでしか行われないので、特殊オーダーが使えない家は結構厳しいかと思います。
まあこれに関連して、マーテル家のドラン・マーテルの能力が面白いようにゲームに影響を与えるので(バラシオンにとってもティレルにとってもかなりいやらしいw)一長一短なのかなぁとか。
もう少し繰り返し遊んでみると、また評価も変化しそうですが。

個人的には特殊オーダーの招集は無くして、Cokにあったワンタイムオーダーと各家のユニークオーダーを入れて欲しかったけど、拡張がもし出るとしたら追加して欲しい要素ですね。

あと人数が6人揃わない場合の、マップの修正もするようになったのは良い点かな?
前作ではマーテルがいなかった場合、ティレルとバラシオンが結構好き放題できた。
なので、恐らく人数は余り考えずに遊べると思います(6人プレイしかしてないので、断言できません)

そういえば2ndで追加された、戦況カードは戦闘にややランダム性を取り入れる形になって、ゲームに思いもよらぬ影響を与えてくれる場合もあるので、基本的に導入したほうがいいでしょう。

まあ腰を据えて一日たっぷりと遊ぶだけの価値はありますし、最近この手のボードゲームが少なくなっているので、機会を作れる人には遊んで欲しいゲームですね。
そしてゲームシステムを理解した後に、ゲームボードをじっくり見て欲しい。
物凄くシビアに作られたMAP。正直感動ものですw

何回かうちの交流会でも遊んで貰っていますが、殆どの人がまたやりたいというゲームです。
まあ時間と面子を揃えるのが大変なので中々プレイできていませんがw
交流会で遊びたいという人がいればリクエストしてください。喜んで持って行ってインストしますから!w