土日のボドゲと心臓発作ゲーム

先週末は土曜日にnkさんがお昼頃来て、深夜の2時過ぎくらいまで約12時間近くドミニオンの新しい拡張DarkAgesの推奨セットを次から次へとひたすらプレイしていました。

DarkAges自体は前の中津ボードゲーム交流会で結構プレイしており、かなり面白いカードややばいカードが増えていたので、まだまだやりたいなぁと思っていたところなので、nkさんに感謝なのです。
丁度作業をする事もあったので観戦することになった錬金+DarkAgesの環境は、やっぱり酷さが別格ですねw
Infestationsの推奨セットの念視の泉の動きは、それはまあ気持ち悪いもんです。
といってもMarket Square+破棄カードの組み合わせだけで、ある程度酷いことになることは分かってるんですがねw

日曜日は昼頃simさんが来られ、軽くエピックスペルウォーズとウォルナットグローブ開拓史をプレイ、そうしてると福岡からAG会の二人が参加。
その後、マンチキンクトゥルフ、ラブレター、新世界をプレイ後、件の心臓発作ゲームをプレイすることに。

表題の心臓発作ゲームに触れる前に、カナイ製作所のラブレター
ようやくプレイできましたが、これは凄いカードゲームですね。

シンプルな上、心理的なかけひき、論理的な推理、そして運、無駄や蛇足的な部分が全く見当たらない。
ここまで洗練され、完成度の高いゲームにはそうそうお目にかかれません。

持ってきてくれたAGさん感謝ですmm
まあ写真撮り忘れてますがw
とりあえずバネストのラブレター争奪戦に参加しないとなぁw
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/011000000092/

で、心臓発作ゲームなのですが、基本的には、プレイヤーは1人を担当し、ゲーム内で日常生活を行い、健康に留意し、誰よりも長生きしようという、非常に健全なゲーム見えます。

しかしまあ、重要なことは「誰よりも長く生き残る=生き残るのはただ一人!」ってゲームなわけです。

ゲームは基本ルールと、後はお好みで利用できる拡張がいくつか入っており、今回は基本のでみでのプレイ。
ゲームの手順は非常に簡単です。
ざっくりと要点だけ書くと、
1、人数+1枚配られたイベントカードを、順番に1枚ずつ選び、そのイベントを解決する。
2、次にボード上に自分の3つのコマを、順番に一つずつ置いていく。
3、順番にボード上のコマを1つずつ手元に戻し、コマの置いてあった場所の行動を行う。
4、悪化の連鎖を処理し、生き残ったのが一人じゃなければ、次のラウンドに。
これだけです。

ボード上のコマを置ける場所は、オフィス、フィットネスクラブ、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホーム、フリーマーケットです。
で、いずれかの場所にコマを置いていくのですが、オフィスに置けばお金は入るが欝が進行する、ドラッグストアは医療品を買うことができるなど、場所によってそれぞれ体に与える影響が異なります。
ちなみに、プレイヤーに個別に渡されるプレイヤーカードには、現在の健康状態が記録されています。

左から、コレステロール値、血圧、肥満度、欝、糖尿、癌というパラメータになっており、肥満度以外の数値が最大になると死にます。
またそれぞれの数値がある程度高くなっていると、良くない連鎖が起こります。
まあわかりやすいのは、肥満度が上がりすぎると、糖尿の症状が悪化するなどです。

つまり、心臓発作ゲームは、基本的にはこの数値の上下をコントロールしていく「人体マネージメントゲームです。

なので、できるだけ無難に仕事をやり、健康的な食事を摂り、適度な運動をすれば長生きできるようにはなっていますが、まあそうは世の中甘くない。
日常生活に潜む数々のイベントは自然に体を蝕んでいきます。
なんつーか、クリスマスってイベントとかもあるのですが、こんなに人体に負担をかけるのか!とか、思って笑えたり笑えなかったり。。
またイベントだけでなく、他のプレイヤーも、強制参加のパーティに誘うことで、健康にすることも不健康にすることもできます。
まあ肉食+タバコなパーティに参加させられたら、体にも影響あるってもんですよ。

そうこうして最後まで生き残れば勝利という、ブラックジョークに満ちたボードゲームです。

このゲーム、人によっては非常に嫌悪感を持つ人もいると思うので、プレイする時にはご注意を。

交流会で卓が立つときは、事前説明に気を付けないとなぁ。
やりたいと思う人は、ある程度気持ちを整理してリクエストしてくださいw
そうすると非常にいい笑顔をしたAGさんが、きっと持ってきてくれることでしょう。