第53回北九州ボードゲーム交流会レポート

今回の交流会はやや冷え込む中、33名の方々にご参加頂きましてありがとうございました!

今回は山口、大分、佐賀、熊本など、県外からの参加の方も多く、また初めて来場された方もおられ、いつもとはまた違った交流会になったように思います。
特に、九州の様々なエリアでボドゲ系のイベントを行っている、電源off会のキマリさんとDPMさんが参加され、今回は当会では初の「人狼」が行われました。
当会では、元々シャドウハンターズレジスタンス、三國殺などの所謂「正体隠匿系ゲーム」が人気で、毎回いずれかのゲームが最大人数でプレイされるほどの人気があります。
丁度1卓以外のゲームが同時期に終わったことで、会場のほとんどの方が参加されました。
初めて人狼をプレイされた方も多く、ゲーム内は勿論の事、ゲームから脱落した方々も大いに盛り上がっていたようです。
今回司会進行役をして頂いた電源off会のキマリさん、本当にありがとうございました。

電源off会のHP http://dengenoffkai.web.fc2.com/index.html

またその他ゲームでは、私の友人が墨入れをしてくれた「クレオパトラ建築士」はゲームをやっている人はもちろん、周りで見ている人たちにも好評でした。

・墨入れした、オベリスクスフィンクス

またカタン日本選手権にも参加されたshinoさんが持ってきてくれた、ご当地モノポリー大河ドラマ版などユニークなものもありました。

・コマは草履、家は茶屋、ホテルは旅籠になっています。

後は、私もお気に入りのシヴィライゼーション(拡張込)が今回もプレイされ、既にルールに慣れたメンバーでやってたおかげか、約2時間ほどで中国プレイヤーの金融勝利で決着がついたようです。

先月プレイされなかったプエルトリコもプレイされ、初プレイ初勝利されてたようです。

来月は、第54回北九州ボードゲーム交流会と、第2回テーマ別ゲーム会が開催されます。
今年最後のゲーム会になりますので、お忙しいとは思いますが、ぜひご来場ください!

当日プレイされたゲームを写真で紹介


クレオパトラ建築士


12季節の魔法使い


モノポリー


プエルトリコ


D&Dダンジョンコマンド


カタンの開拓者たち


ロングショット


ドリームファクトリー


モノポリーディール


ガウス


アルカトラズ・スケープゴート


ラミーキューブ


シヴィライゼーション(拡張込)


ダンジョンファイター


キングダムビルダー(拡張込)


ヴォーパルス


ラガミ


ベガス


ポンペイ


ドミニオン(暗黒時代)


もっとホイップを


レジスタンス


常連さんオリジナルのカードゲーム

第一回北九州テーマ別ゲーム会 テーマ:自作ゲーム 

北九州ボードゲーム交流会では通常の例会とは別に、隔月の第3週にテーマ別のゲーム会を開催することになりました。
いつもと日程も異なり、またテーマ別の初めての開催ということで、いつもよりやや少なめの20名の方々が来場されました。
また、今回遠くから初めて来られた方もいまして、本当にありがとうございました。

いつもとは異なる日程、しかもテーマを決めての開催ということで、どうなることかと正直思っていました。
そしてテーマは自作ゲーム。
自作ゲームと言っても、数が揃わない可能性もあったので、私の方で90年代くらいのやや古めのゲームもある程度用意していましたが、ちょっと用意し過ぎた感がありましたかね。
皆さん自作ゲームを持ってこられ、今回の会では自作ゲームがほとんど、ずっとプレイされていました。
私も自作ゲームを持ち込み、自作ゲームが全部で8〜9個持ち込まれました。


非常に盛り上がり、ゲーム会の間にどんどんルールが改良されていった「合体ロボ・俺がヘッド!」


名前は無かったけど、非常に綺麗なコンポーネントのダイスゲーム


持ち込まれたゲームは基本的にオリジナルゲームで、ルールブックも準備されていないようなものも多かったのですが、皆さん楽しくプレイされ非常に盛り上がっていました。
いつもと違う光景としては、ゲーム中やゲーム終了後など、参加した人達がそのゲームに対してのアイデアを出し合って、ディスカッションをされていた事が印象的でした。
ゲームによっては、ゲーム時間よりも、終わった後の話し合いの方が長かったり、いつもと異なる熱気に会場が包まれていました。
今回プレイされた自作ゲームは基本的にGMとかを目標に作っている訳でもなく、製作者がこんなゲームがやってみたい!という熱意で作られたものが多く、独創的なゲームが多かったですね。

ちょっとどうなるかと不安もあった自作ゲーム会でしたが、制作者側のモチベーションの高さと、参加者の真剣にゲームに取り組む姿勢が非常にマッチして、予想以上に好評でした。
その為、自作ゲーム会は半年に一回くらいのペースで行うことが決定。
さっそく次回の自作ゲーム会を楽しみにされているかたも多かったです。
今回参加者の一人が言った「双方向でゲームを楽しめるのがいいですね」と、いつものゲーム会ではまず味わうことのできない雰囲気を楽しまれたようでした。

自作ゲーム以外でプレイされたゲームは、絨毯商人、シークエンス、アップルトゥアップル、マンハッタン、アンダーカバー2でした。


シークエンス


絨毯商人

写真は一部しか取れませんでした・w・;;
つか、自分のゲームの写真を撮り忘れているという。

次回は来月頭の通常の第53回北九州ボードゲーム交流会となります。
お時間のある方はぜひご来場ください!

ドミナントスピーシーズカードゲームをやってみた!

とりあえず大前提として、ドミナントスピーシーズカードゲームは、ボードゲーム版とほとんど関連性ないです。
まあモチーフはそれなりに雰囲気は残っていますが、数字が割り振られたカードを使用したビッドゲームになっています。

ゲームは10ラウンドあり、各ラウンドプレイヤーは手札にあるカードを1枚ずつ出すか、パスします。
まあパスしたらラウンド終了まで、何も出来ないのはビッドゲームのお約束の様なものですね。

ラウンドが終了すると毎回得点計算が行われるのですが、このゲームでは得点方法が2通り有り、出したカードの数字の合計が一番大きいプレイヤーが得点するパターンと、中央に置かれたにカードに記されたシンボルと同じシンボルのカードを出している場合によってのパターンです。

基本的にはそれぞれ最も数字が大きい、もしくはシンボルが多いプレイヤーが得点を得ます。
ここで面白いのが、単独ではなく、複数いた場合該当プレイヤーが全員得点を獲得するところですね。

このゲームでは基本的に毎ラウンド2枚ずつのカードしか貰えないため、3枚以上のカードを使用していくと手札がどんどん無くなっていきます。
その為、できるだけ効率的にカードを使用していかなければなりません。
そこで同数だと、それぞれ得点というところに、少しアヤが生まれます。
同点でよしとするか、単独で得点を得るか。
この辺り、場の状況もあるのですが、その人の性格が非常に出てきますw
頑なまで張り合うのか、妥協するのか。
まあ色々な考え方があるので一概に言えませんが、正直無理してまで単独トップを狙うのは微妙な選択な気もします。
しかしまあ、そこは相手がいるゲーム。
そうそううまくはいかないのですけどね、まあそこが面白いところで。

そしてこのゲームのある意味、肝の部分がラウンドの終了条件。
1.全員がパスを宣言する
2.手札が0枚の人がパスを宣言する
この2番目の条件が、非常に良い感じに機能しています。

この選択がある為、手札を多く貯めることが一概に最善とは言えず、手札が少ないプレイヤーにも選択肢があります。
例えば、手札を10枚持っているプレイヤーと、手札を3枚持っているプレイヤーでは、基本的に前者が強いのですが、少ないプレイヤーはラウンドを終了させる選択があります。
ちなみに3枚中0〜2枚だけ出してパスすると、ラウンドは終了しません。
なので強いカードから出して行って、実はラウンドが終了せず、手札を持った者同士の乱打戦になる可能性もあります。
そこで気がつくとおこぼれを貰う事もあり、中々油断なりません。
また気がつかずに10ラウンドに突入して、大量のカードを使用できずにゲーム終了とかなる可能性もあります

まあこれ以外にも色々と面白い部分があるのですが、そういうのを考えるのが楽しいのでこんなところで。

とちょっと、良いように書いていますが、ちとマイナスな部分も。

これだけは書いておかないと、このゲーム非常に地味です!

そして少ない人数で遊ぶのは良くない。個人的には5-6人で遊ぶ方が良いと思います。
最初3人で複数回遊んだ時は、窓から投げ捨てようかと思いたくなるゲーム展開で、げんなりしてました。

またアクションカードは、結構強烈な物があるので、事前に知っていたほうが良いと思います。
まあアクションカードの普遍的なデメリットもあるのですが、これは状況次第で無視できます。

あと最大の問題としては、ゲームシステムの分かりにくさですかね。
理解が足らず、単なる運ゲーじゃんと切り捨てる可能性は高いです。
まあ実際、そういった側面もありますが、運だけで勝てるほど甘いゲームでは無いですがね。

かなり独特のゲーム性なので、多分好みが分かれるゲームだとは思います。
ま、私は気に入ったので、これからもちょくちょくやりたいところです。

ということで、このゲームほど手軽ではありませんが、ボードゲームの方もやりたいので、誰か一緒にやりましょう!

第52回北九州ボードゲーム交流会レポ

10/7に開催されました第52回北九州ボードゲーム交流会、参加された皆様お疲れ様でした。

今回は連休の中日という事もあり、35名の方々にご来場いただきました。
今回は初参加の方も4名おられ、また昔からの常連の方も久しぶりに来場され、一日中盛り上がった会になったと思います。

今回初参加された方々も、よろしければこれからもどうぞよろしくお願いしますmm

今回プレイされたゲームは次のようになっています。

キングダムオブソロモン、フレスコ、バルバロッサ、サンクトペテルブルグ、ギャラクシートラッカー、ナビゲーター、The City、カラヤのスルタン、クォリアーズ、シャドウハンターズ、トリックアンドトリート、あやつり人形、ロストテンプル、12季節の魔法使い、心臓発作ゲーム、ラブレター、ベガス、LIXO?、キッチンカオス、ディヴィナーレ、ラストナイトオンアース、デウカリオン、ワルモノ2、ヘックメック、DQスライムレース、ドミニオン世界の七不思議(都市込)、カタンの開拓者たち、東方ドミニオン、ウッドマン、キングダムビルダー、スモールワールド(王国)、チーキーモンキー

さすがに人数も多かった為、プレイされたゲームも多かったです。
またカラヤのスルタンは非常に盛り上がり、7回ほどプレイされたようです。
またクォーリアーズの盛り上がりもすごかったですね。
後半にはプレイヤー全員立ってプレイしていましたしねw

今回ちょっと気になったのは、プエルトリコのリクエストがあったのですが、プレイするタイミングを作れなかったことですかね。
次回、来場されたら、ぜひ遊んで欲しいところです。

また初来場で、ボードゲーム初心者の方のリクエストでフレスコをプレイして貰いましたが、結構すんなり楽しまれたようで、初プレイ初勝利となったようです。

今月は第3週の日曜日に、初のテーマ別ゲーム会を予定しております。
今回は参加費は無料となっておりますので、お時間がありましたら、ぜひお越し下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

プレイされたゲーム一部写真紹介

キングダムオブソロモン


クォーリアーズ


デウカリオン


キングダムビルダー


世界の七不思議(都市)


シャドウハンターズ


ワルモノ2


ナビゲーター


カタンの開拓者たち


東方ドミニオン


DQスライムレース


心臓発作ゲーム


ラブレター


スモールワールド(王国)


12季節の魔法使い


バルバロッサ


ラストナイトオンアース


ヘックメック


キッチンカオス


カラヤのスルタン


フレスコ


デヴィナーレ


LIXO?


新世界


サンクトペテルブルク


チーキーモンキー

チーキーモンキーは非常にいいなぁ。近いうちにゲットしたいところですw

初心者向きボードゲームって?

まあ良く初心者向けのボードゲームやカードゲームといった話題が上がるようで、私の周りだけでなくTL上やその他掲示板やSNSなどで見かけることもあります。

それらを総合的に見ると、基本的に簡単なシステムで、程よく運の要素があり、直接攻撃が無く、敗者の途中脱落が無く、時間が短いゲームが挙げられることが多いようです。

まあ基本的には間違いではないと思います。
私自身こういったゲームを進めることもあります。が、もちろん全てではないです。

「初心者向け=簡単で手軽なゲーム」というように考えている人も多いでしょうが、その根拠はなんなのでしょう?
時折、初心者には長時間ゲームや複雑なシステムのゲームは不向きといった声を聞きますが、その根拠はなんなのでしょう?

まあ一つに、初心者という定形を作り上げ、対応をマニュアル化するという事があると思います。
こうすることで、対応を速やかにし、初心者を優しくゲームに導くことができます。
実際に初心者の方々は、ボードゲームの知識をほとんど知らないケースも多く、また丁寧にお誘いすると快く承諾して、そのゲームに参加して貰えることも多いです。

また、このことはゲームを用意する側にとってもある程度助かります。
ある一定の決まったゲームを初心者向けとして準備しやすくなります。
簡単で手軽なゲームをある一定数用意しておけば、初心者に対応しやすくなるのは事実ですしね。

しかしまあこの辺りを根拠にすると、じゃあ難しいゲームがやりたい初心者はどうすんだ?となります。
実際に時々いますしね。
でもあなた初心者だから、この簡単で手軽なゲームをやった方がいいですよ?とでもいいのでしょうか?
それともそんな初心者はほとんどいないので考慮しなくていいですか?

さて、今挙げた根拠はあくまで、主催や運営、ボドゲ中級〜上級者(?)側の視点に立った話です。

じゃあ自分が初心者として、自分に向いたゲームというのは何なのか?ちょっと考えてみる。
初心者としては、まあ色んなゲームをやってみたいよね。どんなゲームがあるか知らないし。
とかまあ、実際に書き出すとたくさんあります。
何せ一人ひとりで異なりますしね。

しかし、おおよそ共通の項目が一つあります。
「興味のあるもの」です。
興味のあるものについては、なんでもいいです。
ネットで見たでも、名前は聞いたことあるでも、ゾンビが好きとかでもいいです。
誰々が面白いと言ってたとか。とりあえず何でもいいから遊んでみたいとか。

ボードゲーム初心者の人が、この文章を読むことはまず無いとは思いますが、ボードゲーム初心者の方には、ぜひ自分が興味を引いたボードゲームを遊んで欲しいと思います。
箱絵でもいいですし、モチーフでもいいです。コマが可愛いとか、ゲームボードが綺麗とか、なんでもいいです。
何も気にすることはないです。
好きなものを遊んでみれば良いのです。

なので、私の場合、ゲームを全くやった事ない人でも、興味があるなら、長時間ゲームでも、複雑なゲームでも、やってみることをおすすめしています。

実際は初心者にとって、ゲームの簡単、難しいはあまり深刻な問題では無いことが多いです。
時間については物理的な問題になる場合もあるので、時間かかるよー、くらいは言いますけどね。
その人がやってみたいというなら、やって貰うのが一番良いのです。

興味のあるゲームを遊んでみることは、それによって初めて分かる事もありますし、その方のモチベーションを維持、高めるためにも、大切なことです。

なので、通り一遍の対応も大切なことではありますが、初心者にボードゲームを進める時には、ホンの少しでいいですので、その方の興味のあるものにも触れて見てください。

その事によって、お互いに驚きの発見があるかもしれませんよ。

Sid Meier's Civilization ボードゲームについて軽く

マイミクさんからCIVどんな感じですか?と尋ねられたのでちょっと書いてみる。
先日の日記にちょっとだけ名前を出したシヴィライゼーション、今度日本語版が出るみたいですね。ああ勿論Eagle版じゃなく、FFG版です。

画像を見たときに、中国の指導者が変わってたので「?」と思ってたのですが、英語版も第二版から変わっていたようで、驚きました。(クレームが入ったとか、噂ですが)

私も折を見ては何度もプレイしたり、インストをやって戦況をみたりと、ここ数ヶ月で保有のヘビーゲームの中では稼働率は高いですね。
ゲームの内容的にはREVやⅤをベースにしてる感じで、CIVREVユーザーが私の周りにいたことも稼働率の高さに直結してるとは思います。
Ⅳのようなゲームをやりたければ、こっちじゃなくスルージエイジスの方がいいでしょう。
MAPは無いですがw 個人的には、むしろスルージエイジスの日本語版の方が欲しかったりしますw

さてCIVですが、プレイヤーは各文明の指導者になり、都市を発展させ、4つの勝利条件を目指すボードゲームです。
勝利条件は文化的勝利、技術的勝利、経済的勝利、軍事的勝利の4つで、各文明の特性をうまく使い、数多くの技術や文化イベントをうまく使い、プレイヤーは独自の戦略を練って勝利を目指していきます。
こうして見ると、箱庭ゲーム的でいかに自分の都市を発展させて行くか楽しむゲームに見えますが、それは大間違いです。
このゲームは、「戦争ゲーム」です。

各文明にはいずれかの勝利条件を目指しやすくなる指標となる特性を与えられています。
しかし他人を攻撃したくない、攻撃されたくないと言いながらプレイすると、単なる作業を繰り返し、ただ内政が強い国が勝つだけの、またMAPの引き次第のつまらないゲームになります。
(まあその作業が楽しい人もいるでしょうから、つまらないは言いすぎですかね?)

なので、攻撃、被攻撃を好まない人にはお勧めできません。
逆に言うと、その前提条件さえ飲み込むことができれば、非常に戦略的な思考ゲームを楽しむことができます。

プレイヤーに与えられる資源や情報は非常に多くバラエティに富んでおり、独自の戦略を考える余地があります。
自分の都市をどのような都市にするか。どのエリアに拡張するか。どういった技術ピラミッドを作り上げていくか。誰をどこを攻撃するか。どうやって金を集めるか。どのような軍隊を作るか。
など、考えていくとキリがないです。
またこのゲームはマルチゲームなので、他のプレイヤーとの交渉も非常に面白いです。

まあ実際には基本セットだけだと特定の勝利条件が強すぎるきらいがありますが。まあ面子次第でなんとかなると思います、多分。

プレイ時間は、今のところ人数×1時間ってくらいが平均ですね。慣れてくれば短くなるかと思ったけど、実際は他人の動向次第で色々と考えないといけないことも多いので、こなれてくると対応を考えるのが大変です、が、そこが面白いのですけどね。

まあ、そんな感じで軽く触れてみました。
他の事とか気が向いたら書いてみます。

とりあえず、今はアラブ文化勝利の再検討をしたいなぁ。

ああ、9月の交流会でもプレイされていたので、やってみたい方は交流会の掲示板にリクエストをお願いします。
ただ時間がかかるゲームなので成立するかは、当日次第ですが。

アンチャーテッド・ボードゲームをやってみた

バネストさんで取り扱われ始め、前から気になっていたアンチャーテッドボードゲームを先日来られたAGさんに借りていたので、プレイしてみました。
冒険物のゲームというだけで、個人的に興味深々でした。

とりあえず、同卓した友人の一言「このゲーム、ボードいらんやろ」
まあその通りです。私もそう思います。
あえて言うなら、得点を記録するエリアがボード上にあるし、ボードゲームを名乗る以上ボードは必要だろ?とか、よくわからん擁護しかできません。

とまあ、のっけからやや不安な出だしで説明を開始。

で、ゲームの内容としては、プレイヤーは一つのキャラクターを担当し、多々のアクションを駆使し、敵を倒し宝を手に入れるって事が基本的な流れになります。
ただゲームには、基本ゲーム、デスマッチ、サバイバルなど複数のやり方が用意されており、カードの内容を変更することによって、難易度を設定することもできます。
今回は、基本ルールでプレイ。

個人的には独創的なゲームボード上でコマを動かし、危険や敵を乗り越え、宝を手に入れるようなゲームを期待していたのですが、この期待はいい意味でも悪い意味でも裏切られました。

まあゲームシステムとしては、昔からよくある、カードで自分の場を構成して、それらカードの能力をうまく組み合わせて、目標(宝を手に入れる、敵を倒すなど)を達成し、勝利点を獲得していくという、ごくごくありふれた内容です。

しかし正直言ってこのゲーム面白いです。
「ルール読むだけ」と「実際にやってみる」とでは、ずいぶん印象が変わるんだなぁというのを久しぶりに実感しました。

プレイヤーが使用できるカードは、4種類あり、自分の場に出せる各種3枚まで。
この縛りが、いいジレンマを生み出しています。
また場には、6枚ランダムに宝か敵のカードが出現しており、プレイヤーはどっちをメインにしていくか考えることになります。
ただ両立は非常に難しいので、状況によって自分の場を再構成する必要も検討しなければなりません。

また敵の強さのバランスが非常に良いです。
ほっとくと、本当にすぐキャラクターたちが全滅しますw
なので、協力ゲームでもないのに、状況によっては協力するような動きをしたり、まあ場合によって裏切ったりと、場の状況が半自動的にプレイヤーの意思決定に次々と影響を与えてくるところが正直面白かった
このプレイ感は大好きです。

もう一方の宝を手に入れるためのシステムもなかなか良いです。
探査マーカーを、一定以上置かれると場から取り除かれるのですが、その探査マーカーの配置のかけひきも中々熱いです。

そして自分の場の形成も、カードのコストのバランスが良いため、よく考えてやらないと、本当に大変なことになります。
まあこの手のカードゲームは、カードを手に入れること=強さ と単純に考えて良いので、いかにカードを引いていくかとのバランスを考えることも面白いです。

つーことで、アンチャーテッドボードゲーム、非常にお気に入りになってしまいました。
とりあえずBossとの戦闘もしていないので、また週末にでも遊んでみたいところです。

ゲーム時間としては60分前後を見てれば、多分間違いないかと。
そして、ルールが簡単でわかりやすいってところがいい!
またダウンタイムが短いところがいい!
ってことで交流会でも手軽に遊んで貰えそうです。

まあ個人的にも、もう少し繰り返し遊びたいところではありますが。。

このゲームもAGさんのゲームなので、北九州ボードゲーム交流会で遊んでみたいという方は、早めにリクエストをお願いしますね。