Sid Meier's Civilization ボードゲームについて軽く

マイミクさんからCIVどんな感じですか?と尋ねられたのでちょっと書いてみる。
先日の日記にちょっとだけ名前を出したシヴィライゼーション、今度日本語版が出るみたいですね。ああ勿論Eagle版じゃなく、FFG版です。

画像を見たときに、中国の指導者が変わってたので「?」と思ってたのですが、英語版も第二版から変わっていたようで、驚きました。(クレームが入ったとか、噂ですが)

私も折を見ては何度もプレイしたり、インストをやって戦況をみたりと、ここ数ヶ月で保有のヘビーゲームの中では稼働率は高いですね。
ゲームの内容的にはREVやⅤをベースにしてる感じで、CIVREVユーザーが私の周りにいたことも稼働率の高さに直結してるとは思います。
Ⅳのようなゲームをやりたければ、こっちじゃなくスルージエイジスの方がいいでしょう。
MAPは無いですがw 個人的には、むしろスルージエイジスの日本語版の方が欲しかったりしますw

さてCIVですが、プレイヤーは各文明の指導者になり、都市を発展させ、4つの勝利条件を目指すボードゲームです。
勝利条件は文化的勝利、技術的勝利、経済的勝利、軍事的勝利の4つで、各文明の特性をうまく使い、数多くの技術や文化イベントをうまく使い、プレイヤーは独自の戦略を練って勝利を目指していきます。
こうして見ると、箱庭ゲーム的でいかに自分の都市を発展させて行くか楽しむゲームに見えますが、それは大間違いです。
このゲームは、「戦争ゲーム」です。

各文明にはいずれかの勝利条件を目指しやすくなる指標となる特性を与えられています。
しかし他人を攻撃したくない、攻撃されたくないと言いながらプレイすると、単なる作業を繰り返し、ただ内政が強い国が勝つだけの、またMAPの引き次第のつまらないゲームになります。
(まあその作業が楽しい人もいるでしょうから、つまらないは言いすぎですかね?)

なので、攻撃、被攻撃を好まない人にはお勧めできません。
逆に言うと、その前提条件さえ飲み込むことができれば、非常に戦略的な思考ゲームを楽しむことができます。

プレイヤーに与えられる資源や情報は非常に多くバラエティに富んでおり、独自の戦略を考える余地があります。
自分の都市をどのような都市にするか。どのエリアに拡張するか。どういった技術ピラミッドを作り上げていくか。誰をどこを攻撃するか。どうやって金を集めるか。どのような軍隊を作るか。
など、考えていくとキリがないです。
またこのゲームはマルチゲームなので、他のプレイヤーとの交渉も非常に面白いです。

まあ実際には基本セットだけだと特定の勝利条件が強すぎるきらいがありますが。まあ面子次第でなんとかなると思います、多分。

プレイ時間は、今のところ人数×1時間ってくらいが平均ですね。慣れてくれば短くなるかと思ったけど、実際は他人の動向次第で色々と考えないといけないことも多いので、こなれてくると対応を考えるのが大変です、が、そこが面白いのですけどね。

まあ、そんな感じで軽く触れてみました。
他の事とか気が向いたら書いてみます。

とりあえず、今はアラブ文化勝利の再検討をしたいなぁ。

ああ、9月の交流会でもプレイされていたので、やってみたい方は交流会の掲示板にリクエストをお願いします。
ただ時間がかかるゲームなので成立するかは、当日次第ですが。